コンクリート用骨材部門委員会委員長
大野 義照
日本材料学会コンクリート用骨材部門委員会では,広い視野に立った新しい骨材の開発,未利用資源の有効利用,各種骨材を用いたコンクリートの最適製造法など,骨材の開発,品質改良に直接関連した問題に議論の対象を拡大しようと意図している. 日本材料学会の部門委員会の活動は,期限付き研究活動ではなく,常置委員会として時代の変遷とともに情勢の変化を取り入れた討論を続けていくことができることに特徴がある.常に変化し続ける骨材資源や骨材に求められる要求性能に関する情報を交換しながらコンクリート工学の進歩の牽引役となるような場を構築したいと考えている.