委員会紹介

 

 コンクリート用骨材部門委員会は昭和39年人工骨材研究委員会として設立以来,社会的なニーズの方向を反映させて運営されてきた.設立初期より昭和40年代は,各種の人工軽量骨材の利用についての研究が最重要課題として取り組まれ,「施工指針」や「配合設計指針」を発表するなど,その普及に指導的役割を果たした.昭和50年代に入ってからは,研究対象が多角化し,砕砂,スラグ骨材などの新しい骨材の問題点,海砂の適正使用などを取り上げるとともにコンクリート物性の改善法やコンクリートの耐久性能なども研究テーマに組込む方向で運営されている.平成に入り議論の対象となったテーマはさらに多様化することになった.表面形状を改良した砕石,砕砂の有効利用,高炉スラグやフライアッシュの骨材原料への利用,超軽量骨材の利用によるコンクリートの軽量化,再生骨材の有効利用,乾燥収縮に及ぼす骨材の諸問題,低品質骨材を使用する際の配合設計や構造設計面における問題点,RCD(Roller Compacted Dam-Concrete)やRCCP(Roller Compacted Concrete Pavement)用コンクリート骨材,骨材の品質試験法の改良,反応性骨材の調査試験法や実用骨材の実態調査さらにエココンクリートなどである.このような状況を鑑み,平成10年度に委員会の名称を「コンクリート用骨材部門委員会」と改めることになった.平成21 年度からは,コンクリートの乾燥収縮と骨材との関係を問題として取上げ,地産池消を原則とするコンクリート用骨材の合理的使用法に焦点をあて,日本コンクリート工学会近畿支部の「性能評価型コンクリートに向けた骨材調査研究委員会」と連携し,調査研究活動を実施してきた.現在は骨材を切り口としてコンクリートに関する最新の情報を共有することを目的に部門委員会,見学会等の活動を行っている.

 

新着情報

・平成29年度コンクリート用骨材・コンクリート工事用樹脂部門合同委員会・見学会(公開)
2017年6月5日(月)13:00~17:00 大阪 開催通知

・平成28年度 第1回コンクリート用骨材・混和材料合同部門委員会
2016年10月12日(水)13:30~17:00 京都 開催通知 議事録

・平成28年度 第1回コンクリート用骨材部門委員会・見学会
2016年6月8日(水)12:30~17:00 広島 開催通知 見学会報告

・平成27年度 第2回コンクリート用骨材部門委員会
2015年10月15日13:30~17:00 京都 開催通知

・平成27年度 第1回コンクリート用骨材部門委員会・見学会 
2015年05月15日(金) 12:15~17:30 鳥取 開催通知 見学会報告

・平成26年度 第2回コンクリート用骨材部門委員会 
2014年12月02日(火) 13:30~17:00 大阪 開催通知 議事録


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コンクリート用骨材部門委員会
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